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JIS X 4158 ( リダイレクト:Extensible Markup Language#XML名前空間 ) : ウィキペディア日本語版
Extensible Markup Language[えくすてんしぶる まーくあっぷ らんげーじ]

Extensible Markup Language(エクステンシブル マークアップ ランゲージ)は、個別の目的に応じたマークアップ言語作成のため、汎用的に使うことができる仕様、および仕様により策定される言語の名称である。一般的にXML(エックスエムエル)と略称で呼ばれる。JISによる訳語は「拡張可能なマーク付け言語」。
SGMLからの移行を目的として開発された。文法はSGMLの構文解析器と互換性を保つようにSGMLのサブセットに定められシンプルになり、機能はSGMLに無いものが追加されている。
XML の仕様は、World Wide Web Consortium (W3C) により策定・勧告されている。1998年2月に XML 1.0 が勧告された。2010年4月現在、XML 1.0 と XML 1.1 の2つのバージョンが勧告されている(#バージョン)。XMLは現在、広く普及している技術である。
ちなみに、「eXtensible Markup Language の略である」と書かれることがあるが、これは間違いであり、XExの発音を表している〔"XML stands for Extensible Markup Language. The X is for the first syllable of Extensible. eXtensible is a spelling error." 〕。
== 概要 ==

=== 基礎的概念と利用目的 ===
XMLは、個別の目的に応じたマークアップ言語群を創るために汎用的に使うことができる仕様である。
マークアップ言語とは、コンピュータ言語の一種で、文章の論理的な構造(段落など)や見栄え(フォントサイズなど)に関する指定を、文章とともにテキストファイルに記述するための言語である。
XMLは、拡張可能な言語の一つに分類されるが、その理由は、XMLを使うことで、使用者は自分たち自身で複数のタグを定義することができるからである。
XMLの文脈におけるタグとは、文書の断片に意味を付加するための印である。
XMLの最も重要な目的は、異なる情報システムの間で、特にインターネットを介して、構造化された文書や構造化されたデータの共有を、容易にすることである。
XMLを使うと、文書を構造化して記述することもできるし、コンピュータのデータを直列化 (シリアライズ) することもできる。
データを直列化する用途でXMLを使う際には、XMLは、JavaScript Object Notation (JSON) やYAMLなどの、テキストを基にした他の直列化言語と比較衡量することができる〔JavaScript Object Notation (JSON) とYAMLは、XMLと比べて、他のテキストを基にした直列化言語との中でも、一般に、軽量であり、冗長性の少ないという、特徴をもつと言及されることが多い。
この項目の#XMLに対する支持と批判の節を参照。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Extensible Markup Language」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 XML 」があります。




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